蜘蛛女のキス

 

6月12日 18時30分開演

 

1幕

真っ暗のなかモリーナの映画語りから

視界が真っ暗の中でモリーナの声が聞こえるだけ

その語りの途中にヴァレンティンがおい!とか口を挟みつつ黒豹女の物語を続けるモリー

 

 モリーナの話を聞いて「へーーっ」と小馬鹿にした感じのヴァレンティンだけど大倉くんみが!

 

監獄で出されるオートミールに薬が入れられててそれをヴァレンティンに食べさせるように一つだけ少なめにされてるのに対してそうとは気づかず薬入りのほうをモリーナに勧めるヴァレンティンが良心で多いほうをってえらすぎるしぺろっとオートミールたいらげちゃうのかわいい

 

後日薬入りがあたったヴァレンティンのベッドでごろんごろんしてるの完全に大型犬…飼いたい……

ここから少しずつヴァレンティンがモリーナに心開きはじめた様子

 

映画の語りよりもどちらかといえばヴァレンティンの身の上話のほうが多めでモリーナの監獄に入る前の話はなし

 

1幕はモリーナが看守長と面会をするところ、母親がいつも小包を持たせてくれると言って買い物リストを作成させるシーンで終わり

 

ここでのモリーナが看守長と面会をしているところでのヴァレンティンは何も言わずにベッドに座ってるだけ

 

*追加

モリーナが自らのことを告白するとヴァレンティンが「君は幸せの幻を追ってるんだ!」みたいなことを言ってるのが突き刺さった

 

 

2幕

小包を届けてくれたと喜ぶモリーナとそれは君のだと言ってあまり乗り気じゃないヴァレンティンのシーンから

それでもモリーナが「わたしたちの!」と言って消化がいいものをヴァレンティンのためにうまく看守長の買い物リストにいれてたモリー

体調も悪く世話になって惨めだと自分を責めるヴァレンティンは小さい声でお礼を言うだけ

 

指図されるのが嫌なんだ!とテーブル代りの木箱にのった紅茶やフルーツケーキごとひっくり返すヴァレンティン

何も言わずにそれを見つめる2人

我にかえって「ごめん、ごめんよモリーナ許してくれ」ってか細く言うヴァレンティンに「許すことなんてないわ」と離れるモリー

その後に看守からモリーナに面会があると呼び出されるのを黙って見送るヴァレンティン

ここでのモリーナと看守長とのシーンでのヴァレンティンは木箱を切なそうに片付ける

紅茶も溢れてたからちゃんと床も拭いててこっちまで胸が痛くなる

 

 行為後の朝のシーンは照明が一気に明るくなったからほんとに朝!って感じられる

2人とも今までよりもずっと落ち着いてる感じだしとっても幸せそう

モリーナがヴァレンティンにコーヒーか紅茶かを聞くときに2つの缶を持ってん?って聞くとヴァレンティンもベッドからん!ってコーヒーの方を目線と顔で指すのがほんとに穏やかな朝で夫婦のような素敵なシーンだった

コーヒーにいれたコンデンスミルクのスプーンを舐めてん〜っ!て満足そうなヴァレンティンの表情がとってもかわいくてモリーナが世話焼きたくなるのも無理ないな!って

どのシーンでもそうだけどモリーナが紅茶いれるときに毎回ヴァレンティンのほうを先に入れてるのも細かいところからヴァレンティンに愛を求めるモリーナが見えた

 

最後のモリーナが釈放と聞いてもっとさみしそうなところを出してくるかと思ったけどそこはやっぱりヴァレンティンだからすぐさま仲間の連絡先を!伝言を!って利用しようとするあたり自分の理想を貫き通したい!のが最後まで伝わってきた

モリーナに物語の最後を聞かせてくれよ!ってテーブル兼モリーナが黒豹女の物語を話すときの椅子をぽんぽんと叩いて子供らしい無邪気な表情のヴァレンティン

最後はモリーナも聞き入れちゃうし最後の最後までヴァレンティンは自分の思想を実現しようとしてモリーナは母親以外からの愛を求めてほんとに切なかった

モリーナがヴァレンティンのこれからの物語を伝えるところで「俺は最後…捕まって死んでしまうの?」「…いいえ!あなたは島から出て仲間の手を取ってまた闘うの!」みたいな流れで死を恐れていたときのヴァレンティンを知っているからか少し溜めて否定してたのが苦しかった

モリーナが出所するところ
監獄の扉の先は真っ白な世界でまるで天国のような、きっとモリーナはヴァレンティンが語っていた通りヴァレンティンの同志と接触した際に撃たれてしまいそのまま亡くなってしまったとイメージさせる布で覆われている

 

 

*追加

マルタへの手紙を書いてもらうシーンではベッドに横たわって虚ろな目でまるでマルタがそこにいるように語りかけるヴァレンティン

モリーナに書いてもらっているのに1人で孤独だとか弱ってることを語ってそこにはモリーナがいないようにマルタへの想いを語り続けるけどそこでモリーナが「ちょっとこれを書き終えたら話がある」と遮る

せっかく書いてもらった手紙を破るヴァレンティンの自暴自棄さ

こんな弱さを見せちゃいけない!って強がるけどつらそうなヴァレンティン

今までのヴァレンティンは自分の理想を追い続け闘って死ねるならそれでいいみたいな強がりが出てたけどマルタへの手紙のシーンでは弱りきっていたので死への恐怖、頼るのはマルタであってその手紙のシーンは完全に2人だけが舞台にいるような感覚

そこのシーンから最後、その弱さを見ていたモリーナなりの優しさが感じられる

 

 

3回目のカテコは胸に手を当ててぐっとしてる様子の大倉くん

最後扉を閉める際にひょっこり顔出してバイバイと笑顔で手を振ってくれる大倉くんがさっきまでヴァレンティンだったなんて思えないくらいの表情でかわいい

 

セットの天井が檻になって空につながってるところが朝日、夕日、月夜ちゃんと影になってるのがリアルでステージはまさに監獄

 

 

全27公演ほんとにおつかれさまでした!

たくさんの人の心に残る舞台だったと思います。

素敵な舞台をありがとうございました。

またどこかで大倉くんの舞台が観られますように☆彡

 

 

 

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